リモートワークで働く利点と欠点 | 実際にリモートで働いて感じたこと

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最近ブログの更新が止まってしまって申し訳ありません…
毎日ブログetcを欠かさず更新できる方々本当に尊敬します。


改めてお久しぶりです、ジョンと申します。
昨今、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、リモートワークやテレワークといった働き方を導入する企業様が増えてきています。
リモートワークはとても柔軟に働ける反面、様々な注意点も存在する働き方だと思っております。

今回は、実際に1年半ほどフルリモートで稼働していた私が、
正社員として常駐していたときと比べて、実際に体感したメリットやデメリットを記事にしてみたいと思いました。

今後の働き方に悩んでいる方の参考になれば幸いです。

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リモートワークとは?

まずそもそもリモートワークとはなにか、簡単にご説明致します。

簡単に言えば働き方のひとつで、 実際に会社に通勤することなく、別の場所で業務を遂行する働き方です。
「テレワーク」「在宅業務」「ノマドワーク」といった呼び方をされることもあるようです。
(厳密にはそれぞれ微妙に意味が違うらしいですが、私個人的には全部ひっくるめて勝手にリモートワークと呼んでいます 笑)

本記事ではこれ以降、便宜上、 “リモートワーク” という呼び方に統一させて頂きます。

よくある勘違い

また、Twitterでフリーランスに憧れる方からよく勘違いされたDMを頂くことがあるのですが、
フリーランスになる = リモートワークが出来る だと思っている方も結構多いようですが、それは誤りです。

あくまでも働き方のひとつであるため、正社員だけどリモートワークが出来る会社もあれば、
フリーランスだけど会社に常駐している方も多くいらっしゃいます。

確かに、働き方を会社と交渉するという意味では、正社員よりフリーランスのほうが交渉はしやすいでしょう。
ですが、フリーランスになれば必ずリモートワークが出来るかと言えば、そうとは限らないので注意です。

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リモートワークのメリット

ここからは実際に私が、常駐で勤務していたときと比較すると、
リモートワークを開始する前に想像していたより、遥かに多くのメリットがありました。

通勤のストレスがない

皆さんは毎日、通勤に電車を使用していますか?

勤務場所が自宅になるということは、当然ですが、通勤という行為がなくなります。
満員電車でのストレスは自分が思っているよりも大きなもので、
乗車率120%の超満員状態で加齢臭や香水のすごい人と毎朝強制にらめっこに参加させられることも、
女性は痴漢に恐れ、男性は痴漢冤罪に恐れることも、マナーの悪い乗客にイライラすることも、
発車時間を過ぎているのに無理やり乗り込もうと駆け込む迷惑な乗客にイライラさせられることも、
人身事故で予定通り電車が動かず、いつ会社に到着できるかわからずイライラすることも、一切なくなります

これは精神衛生上とても素晴らしいことで、住み慣れた家で、快適に仕事出来るのですからそりゃ捗るに決まってますよね。

自分の時間(家族との時間)が増える

リモートワークをすれば、単純に家での時間が大幅に増えることでしょう。
例えば毎日、ドアドアで1時間半の距離の会社に通勤してたとしましょう。
片道1時間半ということは、往復で毎日3時間もの間、移動という時間を消費していたことになります。
ということは、この人の業務時間が9時から18時だったとして、1日の拘束時間は、
実質7時半〜19時半ということになります。

一方、リモートワークであれば移動に消える時間は0分となるので、
業務時間が全く同じだったとしても、拘束時間としては9時〜18時となります。

つまりリモートワークにすることで、今まで通勤に要していた時間がまるまる自由時間に変わるのですから、やりたいことがいくらでも出来るようになります。

自分が仕事しやすいように環境を作れる

オフィスで仕事する場合、当然ですが、机や椅子、PCなどは支給されたものになるでしょう。
場合によっては、自分の体に合わなかったりするはずです。
多くの場合、業務時間は8時間ですので、1日の大半を椅子の上で過ごすことになります。
そんな時、自分の体に合わない状況で仕事しろと言われても、捗るわけがありません。
また、PCのスペックが足りず、処理の遅いPCにイライラさせられることもあるはずです。

自宅で仕事をする場合、当然ですが仕事部屋は自分でカスタマイズすることになります。
自分にあった机と椅子を見つけ、そこで快適に仕事を行うことが出来ます。
個人的な話ですが、私は、L字型の机でモニターを3枚繋げて仕事をしておりますが、めちゃくちゃ快適です。
これはリモートワークだからこそ出来ることだと思っております。

PCのスペックについても同じで、普段使い慣れている自分好みのPCを使って仕事出来れば、
効率は上がり、ストレスフリーで業務を進めることが出来るでしょう。
(ただし、会社によっては会社支給のPCで作業するよう指示があることもあるので、一概にこの限りとは言えません。)

業務の生産効率が上がる

家でひとりで仕事するということは、隣の人に無駄話を振りかけられることもなく、しっかりと業務に集中することが出来ます。
そのため、ひとりで黙々と作業を進めたい人にとっては、オフィスで業務するよりも自宅で業務をしたほうが結果が出せる場合があります。

インフルエンザなどの伝染病、天候に影響を受けない

ある年の冬の日、当時私はまだ常駐で働いていたときのことです。
その日は記録的な大雪が降り、16時頃から都心の電車の運転も麻痺してしまいました。
会社の判断で、その日は切り上げ、可能な人は自宅での作業をするよう指示を出たのですが、
普段通勤に1時間半程度だった距離が、なんと片道4時間以上かかりました。

当然ですが、リモートワークならこんなことは起こりません。
雪や台風、インフルエンザやコロナなどの予防のためにも、自宅で働くという選択肢は非常に有効だと思います。

デメリット

とはいえ、リモートワークは万能ではありません。
今度は逆に、リモートワークをするのであれば気をつけるべきデメリットをご説明致します。

情報共有が滞る・コミュニケーション不足に陥る

リモートワークをするということは、基本的に自分の周りにいるのは自分だけになります。
オフィスで常駐している時は、作業に行き詰まったときになんとなく隣の人に解決方法を相談したり、
仕様について、その場で関係者で固まって簡易会議を行い、軌道修正したり、決定したりすることが出来ました。
しかし、ひとりで仕事をするということは、そういったことは一切なくなります。

また、仕事だけでなく、例えば給湯室で「あの映画面白かったよ」や、「この前ここに旅行してさー」なんて雑談もできなくなります。
チームとしての会社としては、コミュニケーション不足をどう解消していくかが大きな問題になるでしょう。

最大の敵は「自分」になる

同じ場所に集まって、決められた席について作業している常駐と比べると、
どうしても自宅で業務をすることで、サボろうと思えば簡単にサボれてしまいます。
また、会社側から見ても、従業員が本当にしっかり仕事しているのかが判断しにくいというが、リモートワーク導入を検討する際にネックになるでしょう。

逆に言えば、家で仕事をしててもしっかりと結果が出せていれば、会社としてもとても安心できます。
そのためにも、家に溢れる様々な誘惑にしっかりと打ち勝ち、作業に集中できる環境を作ることが非常に重要になります。

運動不足になる

通勤がなくなることは良いこと、と言いましたが、通勤にも良いことはあります。
それは、歩くという運動をしていること。
毎日一定距離を歩くという習慣がある分、多少の運動にはなっているでしょう。

しかし、リモートワークでいつも家で仕事をしていると、運動しようと意識しないと本当に運動する機会がありません
久しぶりに出かけて、ほんの僅かな距離を歩いたら息が上がってしまい、「え、私こんなに体力なかったっけ…」となることも…。
近所を散歩するだけでも大きな差ですので、定期的な運動を心掛けましょう。

オンとオフの区別がつけにくい

リモートワークということは、自宅の一部の部屋がそのままオフィスということになります。
常駐の場合は、会社から出れば否が応でもその日の仕事は終了となりますが、
自宅で仕事をしていると、逆にいつでも仕事が出来てしまいます。
せっかくのお休みの日でも、「あれ、私ここで遊んでて良いのか…?」 となってしまうことが多々あります。

また、オフィスに常駐していれば、定時が過ぎたあたりでポツポツと人が帰り始めるため、
「あぁ、私もそろそろ帰るかー」となると思いますが、リモートワークの場合、それもありません。

オンの時はオン、オフの時はオフ としっかり切り替えていくことが非常に重要になります。

終わりに

いかがだったでしょうか?
以上が私が1年半リモートワークをして感じたメリットとデメリットとなります。

デメリットとしてあげたことも、会社と従業員、双方のちょっとの注意で簡単に解決できます。
デメリットとしてあげられているからダメ、ではなく、
どうやったらデメリットを解決できるかを工夫していくことで、より柔軟で快適な業務が送れることでしょう。

ぜひとも、この記事が時代に沿った新しい働き方を導入するきっかけになれば幸いです。

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